ここでは、2次試験の特徴や対策方針を踏まえ、効率的に得点を上げるためのポイントを紹介していきます。 スポンサーリンク 効率的に得点を上げるための5つのポイント
二次試験の特徴を踏まえ、どのように得点を稼ぐかですが、ポイントは次の5つです。 1.職業倫理は満点をとる(最重要) 2.企業分析は得点しやすいので、全般的に得点を狙う 3.証券分析は、公式で解ける部分だけをやる 4.わからない問題を白紙にせず、公式や経済のモデルなどでもよいので知っていることを書く 5.時事問題は、ニュースで見た用語などを思い出しできるだけ文章を書く 1つ目のポイントは職業倫理です。これは、足切りになっているからという理由ではありません。 同じような問題しかなく、非常に簡単で、そこそこ配点が高いと、あからさまにサービス問題だからです。(1日でも集中的にやれば9割の得点は取れるようになります。) 2次試験は全420点のうち、まず半分の210点をめざすことになります。このうち、職業倫理の60点をすべて取れれば、残りの360点のうち150点、つまり4割ちょっとを取れば合格ラインになるわけです。かなり負担が軽くなりますね。正直、職業倫理で得点できるかどうかによって、短期合格の可否がほぼ決まると言っても過言ではないほど、最重要です。(なまじ適当でもできてしまうため、手を抜く人は多いです。) 2つ目のポイントは企業分析です。全般的にと書いたものの、出題されるのは、財務書評分析と株式価値評価がほとんどで、この2つを集中して勉強することになります。この2つの論点は出題頻度が高いわりに、解答方法が簡単であり、式がわかれば答えが出る問題が多いです。また、1次のときに重点的に取り組んだ項目なので、勉強もしやすいはずです。 3つ目のポイントは、最もボリュームが大きく、配点が高い証券分析です。この科目は、初めから半分捨てるつもりで勉強しましょう。というのも、難問、奇問、最新論点など得点が期待できない出題も多いからです。まずは、公式で簡単に解け、出題数もかなり多い株式ポートフォリオ戦略とパフォーマンス評価の2つを完璧にするつもりで勉強しましょう。特に、1次の復習をするつもりでWACCの計算など、基本的な部分でなんども出題されている部分から確実におさえていきましょう。また、債券ポートフォリオ分析は、配点は少ないものの出題される問題が同じようなものが多い(バーベルかブレッドかなど)ので、その次に取り組むべき分野です。 4つ目、5つ目のポイントは、論文試験を受けるに当たり、得点を伸ばす努力を怠らない、という理解でかまいせん。最後までやり切り、可能なかぎり部分点を拾う意識を持つということです。 2次 効率的な勉強方法へ スポンサーリンク |